【高槻市】三好長慶や高山右近が入城した「芥川山城跡」が国史跡へ!高槻に国史跡はいくつある?!
高槻市ホームページによると、2022年6月17日(金)に行われた国の文化審議会が、「芥川城跡」を史跡に指定するよう文部科学大臣に答申。「芥川山城跡」が「芥川城跡」として国史跡に指定される予定とのことです。
芥川山城跡について
芥川山城跡は、永正13年(1516)までに摂津丹波の守護・細川高国によって、三好山に築かれた戦国時代の山城。北・西・南の山裾を芥川がめぐる天然の要害を利用して、最高所に主郭を配し、幾重もの曲輪と土塁・堀切などの防御施設が設けられました。現在でも、城跡を歩くと堅土塁や土橋、虎口、石垣などの遺構を見ることができます。
天文22年(1553)には三好長慶が城主となり、永禄3年(1560)までの約7年間在城。のちに、和田惟政や高山右近らが「芥川城」に入城したとの記録がありますが、やがて芥川山城は廃されました。
ちなみに、国指定を受けている史跡は大阪府下に約70件。うち、高槻市では、以下の史跡が国史跡に指定されています。
昭和33年 2月 今城塚古墳
昭和46年 5月 嶋上郡衙跡
昭和58年 8月 阿武山古墳
平成 3年 7月 新池埴輪製作遺跡(今城塚古墳に追加指定)
平成 5年11月 安満遺跡
平成14年12月 闘鶏山古墳
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