【高槻市】ごみ収集車の火災事故が発生しています!そのスプレー缶やライターのごみの出し方あっていますか?
近年、高槻市では「ごみ」の出し間違いによる「ごみ収集車の火災事故」が多く発生していることです。平成29年度は3件、平成30年度は6件発生しており、今年度に入ってからは既に3件の火災事故が発生しているんだとか。
ごみ収集車が火災になると、ごみ集積場に隣接する住宅や市民、そして収集作業員にも重大な被害を及ぼす可能性がありますね。また、消火するために、道路が一時的に通行出来なくなったり、収集時間に遅れが生じてしまったり、火災で損傷した修理に多額の費用を要したり、損傷の程度によっては廃車にもなりかねません。
火災を防ぐためには、「ごみの減量化、資源化」をはかり「正しく分別すること」が必要とのこと。高槻市では、以下の通り、ごみを4種類の分別し、決められた曜日に特定の場所(ステーション)にごみを出すステーション方式で収集しています。
可燃ごみ:主に一般家庭から排出される厨芥類(台所ごみ)など
大型可燃ごみ:家具類・大型のプラスチック製品を代表する粗大ごみなど
不燃ごみ:電気製品・金属類・せともの類を代表するごみなど
リサイクルごみ:空き缶・空きビン・ペットボトル・古紙・古布・金属製台所用品
火災事故の1番の原因は、みなさんもご想像の通り、スプレー缶やライターです。中身が入ったままになっていたり、本来「リサイクルごみ」で出すスプレー缶が間違って「不燃ごみ」で出されるケースが多いそうです。以下、スプレー缶とライターの「正しいごみの出し方」です。今一度ご家族で確認してみてはいかがでしょうか。
【スプレー缶】
中身を使い切った後、ガス抜きキャップ等を使用して完全にガスを抜いてから「リサイクルごみ」収集日に空き缶・空きビン・ペットボトルと同じ袋に入れて出してください。
《ガスを抜く場合》必ず火の気のない屋外で、噴射ボタンを間欠的に押してガスを出し切ってください。「シュー」という音が聞こえなくなれば大丈夫です。処理方法がわからない場合は、製品に表示しているメーカーのお客様相談室などへご相談ください。
【ライター】ガスを出し切ってから「不燃ごみ」にお出ください。
《ガスを抜く場合》必ず火の気のない屋外で、操作レバーを押し下げ(着火したときはすぐに吹き消す)、輪ゴムや粘着力の強いテープで、操作レバーを固定します。「シュー」という音が聞こえれば、ガスが抜けています。(聞こえない場合は炎調整レバーをプラス方向に動かす)その状態のまま、半日から1日放置します。確認のために着火操作を行い、火が着かなければ、ガス抜きが完了です。
※いずれも子どもの手の届かない場所などの配慮をお願いします。
また、「このごみはどの種類のごみ??」と疑問に思うことも多いですよね?そんな時は、高槻市のホームページの「家庭ごみの出し方検索」やスマートフォンアプリの「高槻市ごみアプリ」があるのをご存知ですか?高槻市ごみアプリには、「分別に関する単語検索」や「ごみの分け方・出し方の解説」のほかにも、収集日にごみを出し忘れがないように知らせてくれる「アラーム機能」などなど、盛りだくさんの機能が付いているんですよ。
アプリを上手に利用しながら、「ごみの減量化と資源化」をはかり「正しく分別」して、事故のないごみ出しを心がけたいですね。
(momo)