さて、今日は、２０２１年３月２７日(土)全面開園予定の「安満遺跡公園」を特集！！国宝級の史跡「安満遺跡」の歴史を振り返りつつ、新たな文化を創造する「二次開園エリア」について、最新情報満載でご案内いたします！

時を遡って、縄文文化が栄えていた２５００年前。北部九州より稲作技術を携えた弥生人が近畿地方に到来。農耕民である弥生人は、水田を拓き、ムラを広げ、定住生活を営み世代を重ねたと言われています。

「安満遺跡」は、そうして築かれた弥生時代の環濠集落跡を含む約７２万㎡に及ぶ集落遺跡。【居住域】【生産域】【墓域】の３つの要素がコンパクトにまとまっており、弥生時代の暮らしぶりを辿ることができる貴重な大規模遺跡として平成５年に国の史跡に指定されています。

２０２１年３月２７日開園予定の「２次開園エリア」南エントランスから、まず最初に現れるのは、広さ約１０００㎡の【生産域】水田です。

開園後は、「古代米作り」や「泥んこ遊び」など、現代の子どもたちにとって貴重な体験イベントが開催されるそうですよ。

続いて【生産域】を北側へ進むと【居住域】へ。稲作文化の広がりにより人々の暮らしが豊かになったとされるその一方で、土地や水を巡るムラ同志の争いがあったされる弥生時代。外敵からムラを守るために巡らせた「環濠」も緑の人工芝で再現されていますよ。

環濠の中心部には、昭和初期に建設された「旧京都大学付属農場」の趣を残しながらリノベーションされ、新たな歴史拠点に。

「本館」１階２階は、洋食＆ビストロ料理が楽しめるレストラン「FARMERS CLUB(ファーマーズクラブ)」として。

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「本館」左側は、「勾玉づくり」や「土器づくり」など、安満遺跡の歴史が感じられる体験ができる「体験館」として。

「本館」右側は、安満遺跡で発掘された貴重な出土品を含む発掘成果を展示する「展示館」として、それぞれ新たに生まれ変わりますよ。

【居住域】から道路を挟んで東側には、２７５台収容可能な「東駐車場」があります。
水路をそのまま活かし作られた通称「せせらぎ」と共に歩みを進めると、ついに！！安満遺跡公園のFacebookでも紹介されていた「ふわふわドーム」と「大屋根広場」が現れます！

「大屋根広場(SＡKＵＲＡ広場)」広さは４０m×２５mの約１０００㎡。パークセンター前の「屋根付き広場」の１.５倍とのこと。

「大屋根広場(SAKURA広場)」の北側は、約８,２５０㎡の広大な「東の広場(芝生エリア)」が広がり、右隣には、今後様々なイベントでメイン会場としてにぎわうであろう、広さ２０m×１０mの「ステージ」がありますよ。

「大屋根広場(SＡKＵＲＡ広場)」の南側には、小規模な屋外イベントなどが開催できる広さ約１００㎡の「にぎわいテラス」があるほか、「スターバックスコーヒー」

体験型キャンプカフェ「Camp Gear＆Cafe BASE」

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人とペットの豊かな暮らしサービスショップ「GRASS DOG&CAT」が立ち並びます。

さて！ラストは安満遺跡公園の最東にある【墓域】へ。弥生時代から古墳時代まで続く墳丘墓「方形周溝墓」が、忠実に再現されるそうですよ。

立ち入り禁止エリアではないとのことで、素朴な疑問「開園後の用途」について担当者さまに伺ってみると「きっと子どもたちが登ったり滑ったりするんでしょうね」と笑っておられましたよ。笑
なるほど。「方形周溝墓」の遊具とは、なんともシュールではありますが、安満遺跡公園らしいといえば、「らしい」です。高さも少しあるようなので、小さなお子様は気を付けて遊んでくださいね！

ということで、安満遺跡の歴史を振り返りつつ、一気にご紹介してきた「安満遺跡公園２次開園エリア」みなさまいかがでしたでしょうか。２０２１年３月２７日(土)「安満遺跡公園全面開園」まであと１ヵ月あまり。今後も進捗状況を見守りつつ、当日開催される式典にてみんなでお祝いしましょうね！

安満遺跡公園スタッフのみなさま、取材のご協力および画像提供ありがとうございました！

■安満遺跡公園はこちら↓↓↓

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