【高槻市】大阪府三島救命救急センタークラウドファンディングで運営費調達へ。「最後のとりでを守るのが難しい」深刻な人材不足。

深刻な医師不足に直面している大阪府三島救命救急センターが5日、クラウドファンディングを使って、その運営費2000万円の調達を行うと発表しました。医療機関が研究や機材購入などに活用する例はあるが、運営資金を募るのは全国初だそうです。
三島救急センター小畑 仁司所長は、記者会見で「救命救急センターは患者が来る来ないにかかわらず、24時間すべてのスタッフをスタンバイさせなければならず、非常に経費がかかる」と説明し、「現状では地域の救急医療の最後のとりでを守るのが難しいので決断した」とその経緯を語りました。
三島救急センター

「大阪府三島救命救急センター」は、1985年に重症患者を対象とした三次救急医療施設として開設。以来約35年間、地域の救急医療を支えてきましたが、開設当時20人以上いた常勤医師も今年に入り半減し、深刻な人材不足に陥っており、患者の受け入れを制限せざるを得ない状況が続いていたとのこと。
三島救急センター

老朽化による耐震性にも課題もあり、3年後に大阪医科大学附属病院内への移転を予定していて、今回のクラウドファンディングは、当面の運営を安定させるのが目的だそう。9月3日までに目標の2000万円に達しない場合は、支援者に全額返金するとのことです。

発表から3日。現在の寄付金は14,375,000円(達成率71%)。
3,000円から続く寄付金のコース一覧の最後に「0円からできる支援」コースも(*^^*)
クラウドファンディングの詳細な内容は「大阪府三島救命救急センター」ホームページをご確認くださいね。
(momo)

2019/06/08 22:39 2019/06/09 00:06
momo

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