【高槻市】本日から７日間「大阪モデル」モニタリング(見える化)スタート！今こそもう一踏ん張り！

先日２０２０年５月４日(月)、政府が「５月６日(水)までを期限としていた緊急事態宣言において、５月３１日(日)まで延長する」と発表したことを受け、大阪府は翌５月５日(火)に大阪府独自の基準に基づく自粛要請・解除および対策の基本的な考え方「大阪モデル」を発表しました。

感染拡大状況を判断するために府独自に指標を設定し、日々モニタリング(見える化)を図っていくとのことで、本日５月８日(金)から５月１４日(木)までの７日間、下記のモニタリング指標を満たしているか否かにより自粛要請などの解除判断をするとのこと。

《モニタリング指標》
①感染経路不明者数が１日あたり１０人未満であること
②確定診断検査(PCR検査)陽性率が７％未満であること
③患者受入重症病床使用率が６０％未満であること

吉村府知事が予てから注目していたのが、今回の指標の基準にもなっている「感染源不明者数」と「陽性率」です。府知事のTwitterでも毎日、陽性率と陽性者数、その内訳となる感染源不明者数などが更新されていたので、緊急事態宣言発令の翌日４月８日(水)～３０日(木)までの推移をまとめてみましたよ。

「陽性者率」は、陽性者数よりも本質的な新規陽性患者の発生状況が分析できます。
「感染源不明者数」は、感染経路をたどることができない市中での感染拡大状況が分析できます。この数値が高い場合、拡大防止対策として府民に対し「外出自粛」を呼びかけるほかないという見解になります。

４月７日(火)　緊急事態宣言発令！！
４月　８日(水)　陽性率１２.９％　陽性者４３名(うち感染源不明３３名)　
４月　９日(木)　陽性率２７.０％　陽性者９２名(うち感染源不明７９名)
４月１０日(金)　陽性率１９.９％　陽性者８０名(うち感染源不明７１名)
４月１１日(土)　陽性率１９.９％　陽性者７０名(うち感染源不明５１名)
４月１２日(日)　陽性率１８.４％　陽性者４５名(うち感染源不明３０名)
４月１３日(月)　陽性率２１.１％　陽性者２４名(うち感染源不明２０名)
４月１４日(火)　陽性率１６.２％　陽性者５９名(うち感染源不明３６名)
４月１５日(水)　陽性率１５.０％　陽性者７４名(うち感染源不明５４名)
４月１６日(木)　陽性率１１.１％　陽性者５２名(うち感染源不明３２名)
４月１７日(金)　陽性率１２.３％　陽性者５５名(うち感染源不明３１名)
４月１８日(土)　陽性率１５.２％　陽性者８８名(うち感染源不明３３名)　
４月１９日(日)　陽性率１１.９％　陽性者４８名(うち感染源不明２５名)
４月２０日(月)　陽性率２０.３％　陽性者８４名(うち感染源不明　７名)
４月２１日(火)　陽性率１２.６％　陽性者５４名(うち感染源不明２１名)
４月２２日(水)　陽性率　５.７％　陽性者３１名(うち感染源不明１１名)
４月２３日(木)　陽性率　７.４％　陽性者３５名(うち感染源不明　８名)
４月２４日(金)　陽性率　６.１％　陽性者３１名(うち感染源不明１５名)
４月２５日(土)　陽性率　７.２％　陽性者２９名(うち感染源不明１１名)
４月２６日(日)　陽性率１２.６％　陽性者１６名(うち感染源不明　５名)
４月２７日(月)　陽性率　９.５％　陽性者３０名(うち感染源不明１８名)
４月２８日(火)　陽性率　７.７％　陽性者３２名(うち感染源不明１０名)
４月２９日(水)　陽性率　７.２％　陽性者４４名(うち感染源不明１２名)
４月３０日(木)　陽性率　５.１％　陽性者２８名(うち感染源不明　９名)

いかがですか？すべての数値が順調に下がっていますが特に、感染源不明者数は、４月９日(木)をピークに常に下がり続けていることが解ります。これは紛れもなく府民の外出自粛の成果ですね！

５月１日(金)以降の数値は、新型コロナウイルス感染症　警戒信号の状況(５月８日時点)にて本日より見える化がスタート！５月２日(土)から本日５月８日(金)までの数値で《モニタリング指標》①②③ともにクリアしています。そして吉村府知事のTwitterでも、③の重症病床使用率の表記が追加され、「見える化」が始まっていますよ。

本日の陽性疑い検査数は460件、陽性者数は10名、陽性者率は2.2%、感染源不明者数は4名でした。
大阪モデルの数値は(カッコは解除基準値)、感染源不明者の前週増加比0.37(-)、感染源不明者数3.71人(10人未満)、陽性率2.7%(7%未満)、重症病床使用率30.9%(60%未満)です。 https://t.co/FFKk5o6cGm

— 吉村洋文（大阪府知事） (@hiroyoshimura) May 8, 2020

「５月６日(水)まで頑張ろう！」と踏ん張ってきた気持ちが、期限が１ヵ月延長されたことで、少し緩んでしまった…という方も多いと思いますが、この１ヶ月の数値を今一度振り返って、これまでの努力がすべて水の泡になるのはもったいない！と感じていただけたかと思います。
「負けない。めげない。もう一踏ん張り」