【高槻市】ついに解禁!!安満遺跡公園「第二次開園エリア」プレス内覧会レポート!《再現編》
さて、先日2021年3月24日(水)ついに、安満遺跡公園「第二次開園エリア」のプレス内覧会が開催されました!
撮影した写真画像は全275枚!安満遺跡公園「第二次開園エリア」の魅力を、開園までの2日間で「再現編」「リノベーション編」「無限に広がる活用編」「新店舗グランドオープン編」「マニアックな楽しみ方編」の5回に分けてたっぷりお伝えして参ります!
それでは早速、「再現編」からスタートです!
「居住域」「生産域」「墓域」が揃う国宝級史跡を忠実に再現。
時を遡って、縄文文化が栄えていた2500年前。北部九州より稲作技術を携えた弥生人が近畿地方に到来。農耕民である弥生人は、水田を拓き、ムラを広げ、定住生活を営み世代を重ねたと言われています。
「安満遺跡」は、そうした弥生時代の環濠集落跡を含む約72万㎡に及ぶ集落遺跡。弥生時代の暮らしぶりを辿ることができる【居住域】【生産域】【墓域】の3つの要素が揃う貴重な大規模遺跡として平成5年に国の史跡に指定されています。そんな国宝級史跡である安満遺跡公園2次開園エリアの最大の魅力はそれらを忠実に再現していること!
【居住域】エリアには、安満ムラ全景とともに、安満ムラのはじまりや環濠集落、水田、集団墓地、淀川水路、出土品の解説ボードが設置されていますよ。
そしてこのボード、少し離れて見てみると…2500年前の安満ムラにタイムスリップ!今流行りのVR体験ができますよ!
実際に竪穴住居が再現されるエリアも数カ所。
外敵からムラを守るために巡らせた「環濠」は、緑の人工芝で再現。
開園後は、子どもたちが登ったり滑ったりするもよし、腰を掛けてひと休みするもよし、憩いの場としても活用されそうですね!
続いて【生産域】エリアには、稲作技術を携えた弥生人が近畿地方に到来し拓いたとされる水田を再現。
開園後は、実際の水田で「古代米作り」や「泥んこ遊び」などの体験イベントが開催される予定です。
ちなみに歴史拠点へと進む西側と東側の入口には、現代の「鳥居」に繫がったとされる鳥が止まった木製の門が再現されていますよ。
天気が良かったのでこんな一枚も撮れました。笑
そして最後は、【居住域】や【水田域】から離れて、安満遺跡公園の最東にある【墓域】エリアです。
巨大な弥生土器のモニュメントが良い目印になりますが、その他の用途は…?おそらくSNS映えを狙ったものかと思われます。笑
「墓域」では、弥生時代から前期中頃までに出現したとされる墳丘墓「方形周溝墓」を忠実に再現。死者はコウヤマキの板を組み合わせた木棺に埋葬されたんだとか。
開園後は、こちらも子どもたちが登ったり滑ったりできる遊具として活用されそうです。高さも少しありますので、小さなお子様は気を付けて遊んでくださいね!
次回「リノベーション編」では、昭和初期に建設された「旧京都大学付属農場」の趣を残しながらリノベーションされた歴史拠点をご紹介します!
■安満遺跡公園「全面開園日」について
《日時》2021年3月27日(土)午前9時から
※全面開園セレモニー会場には当選者以外は入れません。
※二次開園エリアの民間店舗はセレモニー終了後(10:30頃)に順次オープン予定
※ふわふわドームはセレモニー終了後に利用開始予定です。
※他の施設につきましては、通常通りの営業時間となります。
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