さて、先日２０２１年３月２４日(水)ついに安満遺跡公園「第二次開園エリア」のプレス内覧会が開催されました。

撮影した写真画像は全２７５枚！安満遺跡公園「第二次開園エリア」の魅力を、開園までの２日間で「再現編」「リノベーション編」「無限に広がる活用編」「新店舗グランドオープン編」「マニアックな楽しみ方編」の５回に分けてたっぷりお伝えして参ります！

それでは早速、安満遺跡公園プレス内覧会レポート最終回「マニアックな楽しみ方編」のスタートです！

高槻市民ならではのマニアックな楽しみ方

約１０年もの長い月日をかけて、ようやく全面開園の日を迎える安満遺跡公園の魅力は、何と言っても「旧京都大学付属農場」跡地ならではの恵まれた自然環境と、「市民とともに育てつづける公園」をコンセプトに歩んできたその軌跡！高槻市民だからこそ、楽しめるマニアックな目線で安満遺跡公園の魅力に迫ります。

まずは、安満遺跡公園「歴史拠点」の東側にひっそりと佇む「マメナシ」の花が今、見頃を迎えていますよ。ナシ栽培のパイオニアと言われた「旧京都大学付属農場」跡地ならでは。国内で自生しているマメナシはとても珍しいんだとか。

そんな稀少な「マメナシ」を未来へつなごうと、全面開園翌日３月２８日(日)には、安満人倶楽部の自然グループが主催する「マメナシの苗の植樹体験」が行われるそうですよ(参加者募集は終了しています)。「せせらぎ」沿いに、複数出現しているミステリーサークルの正体は、マメナシの植樹エリアです。

ちなみに、一足早く「菊水」という品種のナシの木も「せせらぎ」沿いに植え替えられていますよ。

くの字に曲がっているのは、「旧京都大学付属農場」でナシを育てる際に、実を取りやすくするために木が上へ上へと育たないように人工的に抑えていた名残だそう。

今は、自由に上へ上へと伸び放題。果たして梨は実るのでしょうか。

続いて、同じエリアに現れるのが「ドングリの森」です。

こちらも、「市民とともに育てつづける公園」の一環として、平成２８年２月にドングリを市民に配布し、約２年間自宅などで育てたドングリの苗木を公園計画地の一部に植樹する「ドングリの森を作ろう作戦！」として実施された取り組み。

隣接して広がる「カンサイタンポポの原っぱ」もまた、「旧京都大学付属農場」のレンガ色の建物の前に咲いていた「カンサイタンポポ」１２０株を工事に入る前に市民の方の手でこの場所に移されたそうですよ。

増やすのが難しいと言われる「カンサイタンポポ」。頑張って咲いてました。

その他にも、市民や企業から寄付を募り、公園に植樹する「樹木の寄付プロジェクト」も「市民とともに育てつづける公園」の一環。広大な安満遺跡公園東の広場の北側には、５０種類もの樹木が植えられています。

中には、桜の木も一定の間隔で植樹されていてました。あ、咲いてますね！安満遺跡公園が桜の花見スポットとなる日もそう遠くないかもしれません。

さらに「樹木の寄付プロジェクト」と同様、市民や企業の寄付によって設置されているものは、安満遺跡公園に多く見られるこのベンチ。

通称「あまいこいベンチ」と呼ばれ、寄付者のお名前と共にメッセージがかかれたプレートが取り付けられていますよ。

三世代交流。まさに神の恵み。

ラストは、突然ですが「見つけられるかな？」クイズです！！
安満遺跡公園内の入口付近にはこの弥生人らしい足跡がいくつも残されていますが…

これとは比べものにはならないほどの巨大な足跡が、安満遺跡公園内に一つ残されていますよ。さて見つけられるかな？

■安満遺跡公園「全面開園日」について
《日時》２０２１年３月２７日（土）午前９時から
※全面開園セレモニー会場には当選者以外は入れません。
※二次開園エリアの民間店舗はセレモニー終了後(１０：３０頃)に順次オープン予定
※ふわふわドームはセレモニー終了後に利用開始予定です。
※他の施設につきましては、通常通りの営業時間となります。

安満遺跡公園はこちら↓↓↓

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